INTERVIEW日々の在庫確認や注文に対応し防水材の出荷を手配
安岡 丹奈
(業務職:入社2年目)
私が所属しているのは、工業材料本部の中でも住宅・インフラ材料ユニットという部署で、大きく分けて建材と建物の防水材を扱っています。建材は主に住宅の内装材で、フロアカーペットをはじめ壁紙、ドアの取っ手など非常に幅広く、自宅のトイレのペーパーホルダーが自部署で扱っている製品だと知り感動したこともありました。ただ、現在の私の担当は防水材の方で、お客様から毎日、午前中に注文をいただき午後に出荷するという、日々のやり取りの多さが特徴の仕事です。
どのような就職活動でしたか?
またMBPに決めた理由は?
私は、前面に出るより人をサポートする方が自分には向いていると思い、当初から業務職での就職を考えていました。特に素材系の専門商社に関心があって、その理由は幅広い商品を扱うので様々な業界と関われること。そして自分の勝手な想像なのですが、職人的というのか、地に足の着いた仕事をしているように思ったのも、素材系商社を志望した理由の1つでした。MBPの最終面接のことは今でもよく覚えています。会社の入口で緊張しながら受付をしていると、通りかかった社員の方に「頑張ってね」と声をかけていただき、少し気持ちがほぐれました。ところが面接会場に入ると、役員の方が5、6人目の前に並び、一気に緊張で一杯に。そんな中、社長自らのジョークを交えた会話が始まって、その温かな雰囲気がとても心地良く、ぜひこの会社で働きたいと思いました。
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仕事で、どんなところに楽しさを
感じますか?入社前、私は電話で話すのが苦手だったのですが、今ではお客様やお取引先と電話で話すことがすごく楽しくなっています。商品の在庫状況の確認や納期の問合せなどで、同じお取引先から1日に何度も電話でやりとりすることがあるのですが、電話だけとはいえ、お互いの理解や信頼が深まっていくのが楽しいんですよね。また場合によっては、営業担当者が「○○さんが商談で来社したけど、同席する」といった形で声をかけてくれて、直接お会いすることもあります。そうして自分のネットワークの広がりを実感できるのは楽しいし、やり甲斐になります。あと、仕事内容に直接関係することではないのですが、職場の先輩たちがとても優しく温かなので、「仕事に行くのが毎日楽しい」と感じています。
入社から1年が経ちます。成長を感じるのは?
仕事上でとくに心がけていることは。
成長したところでは、社内のルールを覚えたのが大きいかと思います。取引によって、どんな書類が必要でどのような手続きを踏めば良いのかを知ったことで、日々の業務がスムーズに回せるようになりました。ただ、注文や問合せが集中した時など、焦ってしまい、発注のミスなどを起こしがちなのは大きな課題です。先輩たちを見ていると、色々な処理が次々に発生しても、瞬時に優先順位を付け落ち着いて対応していますからね。実は以前、自分の手配ミスからお客様に大変なご迷惑をおかけしたことがありました。商品の送付場所の指示を間違え、その日1日、現場での作業ができなくなってしまったのです。それでもお客様は怒ることもなく「大丈夫だから」と優しい対応で、かえって「今後お客様にこんなご迷惑は絶対におかけしない」と肝に銘じました。
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今後の目標を教えてください。
この部署では国内の取引がほとんどなのですが、一部に貿易業務もあり、それを覚えたいと思っています。自分の対応力を広げることになるし、現在担当している先輩が急に休んだときなどに代わりを務めることができますから。そして、先輩たちのように営業担当者から頼られる存在になることが大きな目標です。新しい取引を始めようとするとき、営業担当は必ず業務職の先輩たちに相談をします。社内のルールを熟知しているのがベテラン業務職なので、「こういう方法で大丈夫か」と相談した上で実行を決めるわけです。そのような頼りがいのある業務職に、私も早くなりたいと思っています。