三井物産プラスチック株式会社 Mitsui & Co. Plastics Ltd.

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2021.11.11
ニュースリリース

カーボンニュートラル社会の実現に向け
中国における水素ステーション用水素圧縮機事業の検討を開始

三井物産プラスチック株式会社(社長:森克則、以下「三井物産プラスチック」)は、株式会社加地テック(社長:鈴木博士、以下「加地テック」)、Dareグループ(董事長:李毅)、及び三井塑料貿易(上海)有限公司(董事長:桧山順)と、中国で水素ステーション向け水素圧縮機の現地組立て販売を目指し、水素圧縮機の事業性検討を共同で行うため4社間で覚書を締結することに基本合意しました。

三井物産プラスチックは、世界最大の軽量圧力タンクメーカーであるノルウェーのヘキサゴンコンポジット社、米国カリフォルニア州で水素ステーション事業を展開するファーストエレメントフューエル社などに出資参画し水素関連各種事業の展開に取り組む三井物産株式会社と連携を図る中で、水素圧縮機が水素バリューチェーンを繋ぐためのカーボンニュートラル社会実現のキーデバイスと判断しました。

こうした観点から、三井物産プラスチックは日本国内の水素圧縮機トップメーカーの加地テックと組み、中国の自動車部品メーカー(以下「Tier1」)であるDareグループを現地側パートナーとすることで基本合意したものです。具体的には、Dareグループの中国全域にわたる製造・販売拠点を活用しながら、加地テックの水素圧縮機の豊富な販売実績・技術ノウハウと、Tier1としてのDareグループの量産化と顧客へのアフターサービスを含む販売力を組み合わせることにより、中国で新たに水素圧縮機の拡販を狙います。

Dareグループは傘下に燃料電池フォークリフト(以下「FCFL」)用の燃料電池システム製造販売会社を保有しており、Dareグループが手掛ける水素燃料電池プロジェクト案件であるFCFL自消用水素ステーション向け水素圧縮機の導入と新規事業化に着手しています。 その後、燃料電池自動車用の水素ステーションや、自動車用途以外の水素製造出荷設備など幅広い水素分野に向けて外販を行う計画で、世界最大の水素生産国である中国の、カーボンニュートラル社会の実現に欠くことのできない、水素貯蔵や圧縮などのインフラ構築に貢献し、主力事業に育てていきます。

三井物産プラスチックは、化石燃料に代わる次世代クリーンエネルギーとして注目される水素バリューチェーンにおいて、「水素の製造」から「水素の利用」へ繋ぐために欠くことのできないデバイスである水素圧縮機の中国での新規事業化への注力を通じ、カーボンニュートラル社会の実現に貢献します。

加地テック ホームページ ニュースリリースリンク:

http://www.kajitech.com/news_cont/news2021111201_msg01_jp.pdf

【加地テック 会社概要】

会社名 株式会社加地テック(KAJl TECHNOLOGY CORPORATION)
主要株主 株式会社三井E&S ホールディングス
代表取締役社長 鈴木 博士
資本金 14.4億円 (東京証券取引所第二部上場)
本社所在地 〒587-0064 大阪府堺市美原区菩提6番地
創立 1905年 (明治38年) 5月
事業内容 圧縮機の開発製造販売
URL http://www.kajitech.com/

【Dareグループ 会社概要】

会社名 Dareグループ
主要企業 德尔股份(DARE AUTO)(深圳株式取引所上場/Code:300473)
代表者 代表取締役会⻑&CEO 李 毅(Li Yi)
連結従業員数 4,562人(2019年12月)
資本⾦ 1億492万元(18.7億円)
所在地 辽宁省阜新市经济开发区E路55号
創業 1999年
事業内容: 自動車部品、車載電装部品、新エネルギー産業機器の開発製造販売


▲ 加地テック 鈴木社長(左)、三井物産プラスチック 森社長(右)


▲ 加地テック 鈴木社長(左)、三井物産プラスチック 森社長(右)


▲ 加地テック 鈴木社長(左)、三井物産プラスチック 森社長(右)


▲ 調印式(Onlineにて実施)にて右から鈴木社長、李董事長、桧山董事長、森社長


▲ プロジェクトチーム


▲ 燃料電池フォークリフト向け水素ステーション用圧縮機

【本件に関する問い合わせ先】

モビリティ事業本部 モビリティ製品ユニット 道明(どうめい) T.Doumei@mitsui-plastics.com

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