2023年5月30日より生活協同組合コープさっぽろ様（以下、コープさっぽろ様）ほんどおり店にて食品スーパーでは全国初(※１)となるライスレジン®製のレジ袋を導入頂きました。今後、順次切り替え店舗を拡大していき、23年度内には全店舗（108店舗）での切り替えを予定しています。

コープさっぽろ様は循環型社会の実現に向け、2008年よりレジ袋に焦点を当てた取り組みを開始。継続した活動を経てレジ袋削減やエコバッグの普及など消費者に与える影響を実感し、CO2削減だけでなく、耕作放棄地という日本の社会・経済課題問題の解決にも寄与する「ライスレジン®」に着目されました。

米どころである北海道では米需要の減少や農業従事者の減少、休耕田の増加など重要な地域課題を抱えており、非食用米を活用した国産バイオマスプラスチックであるライスレジン®を活用することで、お米に新たな価値を見出し、利活用する事で地域課題の解決を目指しています。

現在、ライスレジン®の用途はレジ袋/ごみ袋の他、カトラリーや雑貨向け等、年々拡がってきております。当社は今後、海外展開も視野に入れながらバイオマスレジンホールディングス社との取組をさらに加速して参ります。

※1:　株式会社バイオマスレジンホールディングス調べ

左：記者会見(左から株式会社ニトリパブリック執行役員　営業部ゼネラルマネジャー　野中毅様、生活協同組合コープさっぽろ　理事長　大見英明様、株式会社バイオマスレジン南魚沼　社長執行役員　奥田真司様)
右：コープさっぽろ　レジ袋(ライスレジン®使用)

<ご参考>
ライスレジン®詳細　ライスレジン お米のバイオマスプラスチック | 三井物産プラスチック株式会社

【本件に関する問い合わせ先】
産業材料本部バイオ樹脂ユニット　古賀　Shinic.Koga@mitsui-plastics.com